海底地すべりによってできた、1600万年前の地層が見られるジオサイト「取方大露頭」の目の前に坐する星音の湯は、シルクのような上質な香りとなめらかな肌触りが特徴の、国内でも0.5%以下と言われる数少ない天然炭酸泉の一つです。美肌の湯として知られており、入浴してしばらくすると古い角質がポロポロ剝がれてくる。入浴して翌朝目覚めたとき、肌がしっとりつるつるなことに驚かされるほど!
【泉質について】
炭酸ガス濃度1,000ppm以上の温泉が高濃度炭酸泉と呼ばれますが、星音の湯は1,500ppとCO2濃度がとても高く、pH9.0のヌルヌル感のある低張性アルカリ性冷鉱泉。古い角質への浸透度が高いため、長時間浸かる長風呂にはあまり適しておらず、一度の入浴時間は30~45分程度にして、休憩を挟むのが好ましい。
【起源・由緒】
【ここが魅力!】
太古の地層が露出する河原という立地から湧き出す本格的な炭酸泉で肌つるつるになるのはもちろん、個室空間なども充実した食事処では秩父の名物グルメを楽しむことができる。
赤平川に沿って露出した、15,000年前の深海地層。その対岸にある温泉施設、星音の湯。
木材を活かした和風建築でありながらモダンさを感じさせる綺麗な施設。美肌クレンジングへの序章が始まります♪
綺麗な施設内。休憩処のスペースは限られているため、一日ゆったり過ごす目的には少々合わないかもしれない。食事を挟んで、二回くらい入浴するのがちょうど良さそうだ。
ロッカールームは混雑時には手狭に感じられる気がするが、設備は綺麗で整っている。
洗い場と内湯。洗い場のボディソープ、シャンプー、コンディショナーがかなり良質で、香りも良いのがポイント高い。
ヒノキの露天風呂。ヒノキのフィトンチッド効果から生まれる高貴な香りと炭酸泉の湯質が組み合わさり、個人的にはこちらの湯が星音の湯の真骨頂のように感じられた。
星見の湯。男女浴室は週替わりで交替されるとのこと。
料亭風の造りの食事処については、スペースが広く、個室が充実しているため、ひと風呂浴びたあとに、仲間内で食事と会話を楽しんだり、宴会するにはうってつけ!